■ 沿 革
- 大正8年3月
- 神戸市長田区三番町5丁目9番地にガス溶接業並びに内燃機関の製缶及びプレス部品の製造業として、金澤鉄工所を創設。
- 昭和8年2月
- 電気溶接の重要性に着目して専門工員の拡充を図った戦時中は専ら阪神内燃機工業株式会社の協力工場として、ディ-ゼル機関の各種製缶部品を初め、駆潜艇用23号8型800馬力及び中速400馬力機関の逆転用高圧油槽並びに、排気集合管の製作に従事し、その技術の優秀性について監督官庁より表彰される。
- 昭和21年3月
- 資本金50万円をもって個人経営より合資会社に改組し、
設備を拡充。
- 昭和24年2月
- 電気溶接高圧空気槽の試作に着手し、同年3月27日海上保安部、海運局、水産庁、基準局、並びに日本海事協会の各係官ご立合の許に、破壊試験を行い、その優秀なる技術を認められ、上記関係官庁より、タンク メ-カ-として本邦において、最初の電気溶接による高圧容器の製作を許可される。
- 昭和25年3月
- ABS船級協会の試験に合格し、認定工場となる。
- 昭和29年10月
- ロイド船級協会より2級電気溶接圧力容器製造の認定工場に指定される。引続き、BV、NV、CR各船級協会の認定工場となる。
- 昭和33年4月
- 第一回の増資を行い、資本金150万円とする。
- 昭和35年4月
- 明石市硯町3丁目4の17に工場を増設し、設備を拡充。
- 昭和36年2月
- 資本金200万円をもって株式会社に改組し、
社名を金澤鐵工株式会社とする。 - 昭和44年6月
- 通産省(原子力)の認定工場となる。
- 昭和46年8月
- 増資を行い、資本金500万円とする。
- 昭和49年2月
- 船舶の大型化に伴い、大型主空気槽製作のため工場の
増築を行い設備の拡充を図る。 - 昭和51年4月
- ドイツ船級協会の試験に合格し、認定工場となる。
- 昭和51年8月
- 増資を行い、資本金1000万円とする。
- 昭和59年8月
- 事務のOA化の推進及び工場西南に事務所を新築移転し組立工場を増設、作業場の拡充・合理化を図る。
- 平成2年5月
- 日本海事協会第一種圧力容器の工場認定を取得。
- 平成2年7月
- CADシステムを導入し、設計部門のOA化を推進。
- 平成3年6月
- 大型製缶工場に15tonクレーンを設置し生産能力の拡充を図る。
- 平成3年7月
- 高圧ガス取締法による製造認可を取得し、特定設備の製造を開始。
- 平成4年5月
- 明石工場北側隣接地470m2を購入し、工場用地の拡充を図る。
- 平成7年8月
- 明石工場西側隣接地103m2を購入し、工場用地の拡充を図る。
- 平成9年5月
- 日本海事協会船用品事業所認定を取得。
- 平成20年1月
- 材料ヤードの拡張を行うため、食堂を事務所屋上に移設し工場を増設。
門型クレーンを廃棄、天井走行クレーンを2基新設し材料ヤードの効率化を図る。 - 平成23年6月
- ISO 9001:2008を取得。
- 平成27年4月
- 取締役社長 金澤伊佐夫が、代表取締役会長に就任、 常務取締役 金澤良樹が、代表取締役社長に就任。
- 平成31年3月
- 創設100周年を迎える。